お笑いタレントのビートたけしさんが、5日連続生放送のうち、3日目にドタキャンをして話題になりました。そして一夜明けた翌朝の今日、カムバック出演を果たしスタッフは安堵の表情を浮かべました。
「生ジャック」のスペシャル企画をドタキャン
この番組は、5日間にわたって生放送ジャックするというテレビ東京の企画で、特番として「おはよう、たけしですみません。」(朝7:30~8:00放送)のプログラムを放送する予定でした。
ところが、4日目を迎えた10月4日の朝、直前に出演をドタキャンしたビートたけしさん。その日の放送に出演することはなく、ついに主役不在のまま番組は進行し、終了しました。
そして迎えた今朝、たけしさんがスタジオに現れるかが注目されていましたが、スタッフの説得の甲斐あってか(?)無事に出演。
点滴に病人メイクで登場し、出演者からは総ツッコミを受けるも、「来たくてしょうがなかった」とたけし節を炸裂させて笑いを取りました。
犬猿の仲だった2人が司会進行
ビートたけしさんがドタキャンした4日の放送では、「犬猿の仲」だと噂される浅草キッドの水道橋博士さんと爆笑問題の太田光さんが、これまで封じられていたツーショットでのトークが展開されていました。
さらに番組の後半には松村邦洋さんが電話出演し、「オレだよバカヤロー」とたけしさんの声そっくりなモノマネを披露。急きょ出演が決まったため、スマートフォンでのモノマネ披露となり、いつものクオリティの高さが伝わりづらかったものの、助け舟を出しました。
たけしさんはなぜドタキャンしたのか?
ドタキャン当日には「飼っている犬の調子が悪い」という理由で無断欠席に至ったわけですが、水道橋博士さんは「もしかしてスタッフも含めたドッキリじゃないかと思ってる」などと話していました。
そして、ドタキャン騒動翌日の当日は、本番45分前にはテレビ局入りしたたけしさん。
水道橋博士さん「反省してください」、太田さん「そのうち干されますよ」などと後輩からも忠告の嵐を浴びる中、たけしさんは「大犯罪者みたいじゃないか」と笑いました。その手には「たけしドタキャン」と見出し一面に大きく書かれた新聞を手にしていました(笑)。
結局、この日はドタキャンの真意を明かすことはありませんでした。
普通のタレントさんなら絶対に許されないことですが、ビートたけしさんほどの大物となると、周囲も反応しづらいところなのでしょう。ひとまず番組スタッフは安堵した表情で、「来てくれて本当によかった」とホッと胸をなで下ろした様子でした。