女優の柴咲コウさんが、2016年11月以降、IT関係の企業の代表取締役社長CEOを務めていることがわかりました。
柴崎さんと言えば、現在放送中の大河ドラマ「おんな城主 直虎」に出演されています。役者業もタイトスケジュールで順風満帆に見える柴崎さんですが、なぜこのタイミングでIT系企業のCEOを務めることになったのでしょうか?
事業計画書に書かれていた内容とは?
柴崎さんがCEOを務めているのは、「LES TROIS GRACES(レトロワグラース)」という会社です。今回、週刊文春はレトロワグラースの事業内容が詳細に書かれた、事業計画書を入手しました。
「ネットメディアエンターテインメントを通じて、よりたしかな未来を構築すべく、LES TROIS GRACESを立ち上げました。個々の特性を最大限活かし、真実の未来を奏でます」
このような内容が、柴咲コウさんの名義で書き記されていたそうです。分かるような、分からないような内容ですよね(笑)事業計画書には他にも、2017年9月までに資本金を1億6900万円に増やし、さらに株式上場を目指すとも書かれていたそうです。
役者業はこれまでどおり行う見込み
柴咲さんが所属する芸能事務所は「スターダストプロモーション」です。こちらの事務所では、柴崎さんが現在活動している役者業のマネージメントなどを、レトロワグラースが引き継ぐことはないと話していると言います。ただ、ファンクラブの運営については、スターダストプロモーションからレトロワグラースが引き継いだ形になっています。
役者業だけでなく、アーティストとしても活躍している柴崎さん。あくまでも彼女自身の本業とは分けて行うビジネスのようですが、業界ではさまざまな憶測が飛び交っています。
取締役には「モブキャスト」現社長が就任
レトロワグラースはさらに、2017年8月に取締役として、藪考樹さんを抜擢しました。藪さんといえば、スマホ向けのゲームアプリ開発などで有名な企業「モブキャスト」の社長を務めている方です。
レトロワグラースでは、ファンクラブ運営の他、ショッピングサイト運営や音楽事業などを今後行う見込みだということです。
本業とは別で事業を立ち上げたり、ビジネスを行うことは、芸能界でも珍しくなくなりました。ただ、「今後どのように活動するのか?」「事業を展開させていくのか?」など、少なくとも柴崎さんのファンのみなさんにはきちんと説明してあげてほしいなと思うところです。