2018年9月16日にアーティスト活動を引退すると発表し、世間を驚かせた歌手の安室奈美恵さん。出身地である沖縄県から、県民栄誉賞を授与される方向で検討されていることが分かったそうです。
歌手としては初の受賞!
1999年以降、沖縄県では県に貢献してきた方や活躍した方を対象に、県民栄誉賞を授与してきました。
これまで計5組の方が受賞していて、全米女子プロゴルフツアーで日本人最多勝利を飾って話題となった、女子プロゴルファーの宮里藍さんなどが受賞されていますが、もし受賞が決まれば安室さんで6例目となり、歌手としては初めての県民栄誉賞授与となります。
郷土愛の強い安室さん
安室さんがアーティストとしてデビューしたのはなんと14歳の時。その直前まで暮らしていたという地元沖縄には強い思い入れがあり、訪れた時には「安心感と懐かしさを感じる」と話していました。
2012年前には、デビュー20周年という節目に、宜野湾市で記念野外ライブを行う予定でした。しかし台風の影響で、残念ながら中止となってしまったことがありました。
そして2017年に迎えたデビュー25周年、9月16日、17日に悲願の凱旋ライブで27曲を熱唱し、大成功のうちに終わらせることができたのです。
その後、9月20日の40歳の誕生日に、引退の電撃発表。幾度となく貢献してきたふるさとの沖縄県で、県民栄誉賞を授与する方向となったそうです。
安室さんライブの歴史
ライブには定評のある安室さんですが、25年のアーティスト生活の中でどんなライブをこなしてきたのでしょうか?
2017年9月までの25年間で、全693公演が行われ、約415万人を動員しました!
1997年には、初めての4大ドームツアーを行います。さらに、2000年のハワイ・ホノルル公演を皮切りに、台北や上海などの海外公演も精力的に行ってきました。アジアでも大人気なんですね!
2016年には、全国33都市88公演という自身の過去最多記録となる公演数をこなします。MCをほとんど挟まず、歌とダンスのみでオーディエンスを魅了することで有名です。
2018年のライブについてはまだ正式発表されていませんが、最後のライブは、絶対参戦したいというファンの方のみならず、引退するまでに1度はライブに行きたい!とお考えの方も多いのではないでしょうか?すごい倍率のアニバーサリーライブになりそうです!
ライブの歴史を振り返るだけでも、四半世紀、ずっと第一線で走り続けてきたことが分かります。残りのアーティスト活動にもますます注目が集まりそうです!