しあわせを引き寄せたいのに、一向にそれが来ないばかりか、どちらかというとつらいことばかり・・・ってこと、ありませんか?
いろいろ願うほど、なんだかそのたびに、あたまに来ることや悲しいことが繰り返して起きてる気がする。これは、引き寄せがうまくいっていないのでしょうか?
いいえ、そうとは限りません。それはおそらく引き寄せのはじまりかもしれませんよ。
今回は、なぜか嬉しくないことを引き寄せているような状態の、「謎」を解説します。
しあわせとはただ「楽なだけ」ではありません
「しあわせ」にはいろいろな見方があります。
何の苦労もないことがしあわせだと思うなら、それはあなたの勘違いかも知れませんよ。
「人生最大の喜び」のようなしあわせでしたら、それを得るために、孤独・貧困・苦労を乗り越えるような試練があり得ます。だって、何の苦労も無かったら感動もないですもんね。
ですから、「しあわせ」と思っても、すぐに楽な状態がくるのではなく、あなたが本当に「しあわせ感」を感じられるようなストーリーがあるんです。それにはいろいろな感情も伴いますよ。
引き寄せる前に手放す
引き寄せる前に起きる「手放し」は、楽しくはないかもしれません。
それが起きる理由は・・・
あることを引き寄せたくてイメージすると、それが起きる時間的・空間的な余裕が必要になるからです。
どういうことかというと、あなたが何かモノを欲した場合は、そのモノを置くスペースが必要です。スペースがなければ、いまあるモノを手放し整理して、一気に処分することが起きるかもしれませんね。
また、良い出会いを求めた場合、あなたが新しい人と会う時間が必要になります。そのためにあなたが意図しなくても、今ある人間関係に亀裂が入って別れになったり、皆が自分から離れていくようなことが起きて、人を手放すこと(人員整理)がはじまります。
こういったことが、何かを引き寄せるスペースをつくるために起きてくる場合があるので、その段階で「つらいことばかり」と思ってしまうんですね。でもそれはあなたが望んだことの、あくまで途中経過なんです。
引き寄せの途中経過を楽しみましょう
こどもの純粋な夢はわかりやすいですよね。
「プロ野球選手になりたい!」
「オリンピックで金メダルをとりたい!」
「ケーキ屋さんになって、いつもケーキを食べたい!」
とか。
これらが叶うには、その途中で、出会いや別れ・人間関係の悩み・勉強・経済の悩み等々はありますよね。ですから、「願ったからそのまんま来る」なんて、あまりに都合よくは考えないでくださいね。
あなたが「苦労ばかり」と思うなら、それは引き寄せの途中段階の「手放す作業」かもしれません。その「手放し」を終えた先に願いが待っていると思えば、苦労も半分に感じられますよ。
本当の願いなら、つらさも「途中経過」の一部です。それを受け止められれば、きっと乗り越えられますよ。