あなたには誰にも言えないけど、なんとか解決したい悩みがありますか?
誰にも相談できないのは、おそらくつらいですね。
でもなにもしなくては変わらない。悩みは、あなたがそれに正面から向き合う決心をしなければ解決には向かいにくいです。
今回は、悩みをどうしていいかわからないあなたへの、次の一歩を提案します。
あたまの中は、悩みでいっぱいではないですか?
だれにも言えず、自分で悩みを抱えつづけていたなら、まずはあたまの中を整理する必要があります。
悩みやストレス、他のことであたまの中がいっぱいでは、身動きがとれません。
家の中がグチャグチャなのに、引っ越しをしようとしているようなものです。
まずはあなたのあたまの中の不要物は捨てて、なにが問題なのかをあなた自身が知ることからはじめましょう。
悩みをとにかく紙に書き出してみます
あたまの中にある悩みを、紙に書き出してみましょう。
このとき大事なのは、決してきれいに書こうとはしないことです。あなたが思うままに、自由に書いてください。あまり考えずにサッサッとです。順番なんかどうでもいいのです。字の大きさだって漢字を使っても使わなくても関係ないんです。
あなたのこころの声を書くわけですから、そのままを書いてください。
もしかしたら、書き出すのに勇気がいるかもしれません。自分の本音を見るということはある意味、真剣なことですから。
今、書けなくてもいいんです
どうしても書けなければ、また今度にしましょう。
本当の悩みを書くということは、真正面から、そのことに向き合う決心がないとできません。
ですから強制してできるものでもなし。あなたが「やる!」と思えたら書いてください。
書いたなら見直しましょう
書いた内容が、あなたの本心に限りなく近いか、もう一度みてみます。
たとえば「〇○の考えには絶対反対!」という思いがあるのに「〇○さんの考えに反対です」なんて表現しては、こころの声ではないんです。
悩みですから、あまり楽しい文にはならないでしょうけれど、それが自分のこころをみることです。
悩みを書いてみたらどうですか?
書く行動で、あなたのあたまの中から、紙に思いが移動しました。ですから悩みそのものがまだあっても、あたまの中はだいぶかるくなって、悩みでいっぱいだったところに、空きスペースができました。
今やっとあなたの悩みが、あたまから出て、それを前より客観的にみることができます。
やっと理性的に悩みに向かえます。一日目はこれで終わりです。
翌日それを再びみてみましょう。
悩みはきっとかるくなっています
一日たって、同じ紙をみたら、おそらく悩みを書いたときよりも、緊張やドキドキ感はないと思います。一日で、少し悩みの内容は変わらなくても、悩みの程度がかるくなったのです。
どうしよう、どうしよう、と思っていたあなたは、おそらくもういません。
これを3日間、続けてみてください。
日に日に、より問題を冷静にみえるあなたになっていきます。
これでやっと悩みに具体的に立ち向かうあなたになれました。
今回は悩みを解決する前に、しっかりとしたスタートラインに立つ方法をお伝えしました。正面から立ち向かえないうちは、まだこころの準備段階ということです。
まずはあなたの「誰にも言えない悩み」を解決する!と決心するために、本心を書き出してみてください。あなたが一歩ひいて問題をみることができたときに、きっと次の道がみえてきます。