あなたのまわりに「神経質だな」と感じる人はいますか?
その人とうまくコミュニケーションがとれていますか?
今回は神経質な人の性格の特徴をお伝えします。
これを知って、神経質な方との人間関係・コミュニケーションに活用してください。
神経質な人の性格の特徴
1.自分が正しいと思いがち
細かいところに神経が行き過ぎ、つい自分の基準目線が正しいと思ってしまいがちです。なので、人の行動に対して、つい意見や注意を言いすぎてしまうことも多々。本人に悪気はなく、ただそれを見過ごせない性格なのです。
周りから「いちいちうるさい人」という反応を持たれると、本人は敏感に察知します。でもどうしてよいかわからず、ひとりで思い悩んで絶えずストレスも抱えています。
2.完璧主義
神経質な人は細かなことに気を使い、いろいろなことを、なるべく自分が思う理想の状態にしておこうとします。なにかひとつでも、自分の基準に合っていないことがあると、それが気になってしかたありません。
自分に「完璧でなくては」という思いがあるので、それで自分自身が苦しんでいることも少なくありません。自分のミスを自分で許せないのですね。
3.人の目がとても気になる
「人から見た自分に落ち度があってはならない」と考えるので、自分の失敗を人に見られたくない思いは強いです。自分が失敗を自覚したときなどは、余計にそのことをカバーしたいので、それ以上に気づかいの行動をとったりします。
相手にとっては妙に不自然だったりするのですが、本人は気づかず、人に悪く見られたくない一心の行動なのです。
4.落ち込みが大きい
自分のミスが露呈したとき、人に指摘されたとき、自分が怒られたときの落ち込みは大きいです。自分のミスを「まあいいか、次はちゃんとしよう」とは、簡単に流せないのです。
ミスをしないように一生懸命やってきたことが、一度崩れると、とてももろさがあります。
5.くつろげるときが少ない
常に自分が「こうあるべき」と思っているので、悩み事が尽きることがありません。ひとつが解決しても、すぐに次のことが気になり・・・
自分にこころからの休息を与えることに、なかなか許可が出せないでいます。
言うべきは言って、許すことを伝えましょう
神経質な人に対して、なにかやめてほしい行動があったら、こちらの意志をしっかり伝えることは大事です。そうしないと「自分基準」が正しいと思っていることに、本人はなかなか気づけません。
ただ大事なのは、そのあとのフォローです。「聞いてくれてありがとう」「最近は、こうしてくれてとても助かっているわ」という一言が大切です。
神経質な人には「自分がミスして、許してもらえた」という体験が少ないことが多いです。自分が許されることを実感すると、「完璧にならなくては」の鎖から解放されてきます。
あなたの周りに神経質な人がいたら、よいコミュニケーションがとれるよう、ぜひ今回の特徴を思い出して活用してみてください。