人生の三分の一は睡眠時間だと言われるほど、人生に於いても生きていく上でも大事な睡眠ですが、この睡眠を心地よく寝ることが出来ない人が最近増えていますね。現代のストレス社会のせいかもしれませんが、小学生のうちから睡眠障害に悩まされている人もいるほど深刻な問題になっています。今回は睡眠障害の原因とその症状について紹介します。どれか一つでも当てはまるなら一度専門家に相談してみてください。
不眠症
不眠の主な症状はこちら
- 寝付きが悪い
- 眠りが浅くよく目覚めて寝れなくなる
- 早朝に目覚める
- 熟睡できない
重症な方は、全く寝ることが出来ないという方もいらっしゃるでしょうが、こういった軽い症状でも不眠症の症状です。自分が辛いと感じたらムリせず医師に相談するのがいいでしょう。
過眠症
読んで字のごとく寝すぎてしまう症状です。夜十分な睡眠時間を取っているにも関わらず
- 日中眠たい
- 我慢できず居眠りしてしまう
など、過剰な眠気を日中に感じる人は過眠症の疑いがあります。睡眠時間や起床時間に乱れのある人はそこを正すようにしてみて。睡眠の質が悪いと疲れが取れていない可能性もありますので、睡眠の質にもこだわってみましょう。昼休憩に15分ほどの昼寝をするなどしても改善されないようなら医師に相談しましょう。
むずむず脚症候群
経験のない人には良く分からない感覚かもしれませんが、夕方以降に症状が強まる傾向があります。
- 足がムズムズする
- 足が火照ってくる
- じっとしていられない
たまにならいいですが、しょっちゅう上記の症状が現れて寝れないようなら医師に相談しにいきましょう。
概日リズム睡眠障害
寝る時間や起きる時間を自分でコントロールできない睡眠障害
- 思った時間に寝れない
- 思った時間に起きれない
体内時計が狂っている可能性がありますので、毎朝同じ時間に起きるようにして朝日を浴びて体内時計をリセットするようにしましょう。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時に呼吸が一時的に止まってしまう症状ですが、自分では気づくことが出来ませんが、いびきの大きい人に多い症状です。家族やパートナー、友人などに一度寝ている時の様子を聞いて確認してみましょう。もし、誰かに確認するのが恥ずかしいようならビデオに撮っておいてもいいでしょう。
睡眠時随伴症
夢の中の出来事を現実でも行ってしまう症状です
- 寝言を言う
- 寝ぼけて行動する
- 寝ているのに叫ぶ・大声を出す
もし、身近な人が上記のような行動をとった時は、起こしてあげてちゃんと目覚めるか、夢と区別がついているかをチェックしてあげましょう。ストレスが原因となっている場合が多いのでストレスを減らす努力を。
周期性四肢運動障害
寝ている時に足がピクピク動いている症状です。むずむず脚症候群の人も寝かけた時にムズムズして足を動かす時がありますが、自分の意思とは関係なく動いているようなら、この周期性四肢運動障害を疑います。素人で対処できることはありませんので、気になる方は医師に相談してみましょう。
規則正しい生活習慣を♬
睡眠障害は精神的にも疲れてしまいますので、早めに改善したいものですよね。かといって寝付けないからってすぐに睡眠剤に頼るのもちょっと怖い気もします。
まずは、今の生活習慣を見直して、朝は同じ時間に起きて毎日日光を浴びるようにしてみましょう。寝る時間も大人になれば、仕事などでバラバラになってしまうとは思いますが出来るだけ同じくらいに寝て、一定の睡眠時間の確保はしていきましょう。
それでも、改善されない時は我慢せず医師に相談しましょう。