願いごとをするとき、大概は「こうなりますように」と思うのではないでしょうか。
でも引き寄せの法則を活用するときは、少し視点を変えてイメージすると、願いごとを引き寄せやすくなります。今回は、その視点を変えることについてお伝えします。
願い続けることはいいこと?
もちろん願いを持ち続けることは悪くはありません。
ですが、例えば、
「お金が来ますように」と、必死にお願いしている人がいるとします。その人は毎日毎日「お金が来ますように」と、必死に祈り続けています。その人の潜在意識はどうなっているでしょうか?
「お金が来ますように」の思いを裏返せば、「今、お金が不十分です」ということです。
潜在意識には「お金が不十分・不足」ということが刷り込まれていきます。ですから、「不十分」を引き寄せてしまうのですね。
では、お金を願うときは、どうしたらよいのでしょうか?
すでに叶ったかのようにふるまう
お金を例にすると・・・
お金が今以上に欲しければ、「もうそれだけのお金が手に入ったあなた」のような意識を持って行動するのです。そうすると、その意識や行動に「しあわせ感」「裕福感」が現れますから、そこにお金は引き寄せられてきます。
例えば、年収1000万円の自分を願っているのに・・・
・スーパーのお惣菜に割引シールが貼られるのを待ち続けている
・洋服などは、定価では買わず、必ずバーゲンで買う
・食費を浮かそうと、試食品を食べ歩いている
等の行動をしていては、願いは引き寄せにくいです。
得たいもの(こと)があれば、先にもう得たような意識を持って行動するのです。
願いのしかたは?
年収1000万円を願うなら、「1000万円になりたい、なりたい」ではなく、「もう年収1000万円になりました」と、潜在意識にインプットするのです。
ですから「こうしたい」と思ったら「こうなりました」と表現するのです。
今、収入不足を感じていて、その収入が10倍になったら、あなたの行動は変わりませんか?
気持ちにゆとりが出たり、笑顔が増えたり、優雅さが増したり・・・
その行動を先に身に付けるのです。そうするとそういうあなたに合うものを引き寄せます。
願いを思いついたら「もうこうなりました」と過去形で、自分の潜在意識にインプットすると引き寄せがスムーズになります。