断捨離という言葉聞いたことはありますか?
読んで字のごとく、
「断」~ことわる(買わない)
「捨」~すてる
「離」~はなれる
です。自分に不必要なものを断って、捨てて、執着から離れるということです。
一般的には、物に関して使われることが多い言葉ですが、人間関係にも断捨離は生かすことができます。
今回は、初めて出会った人との「断」について解説をします。
人間関係を断ってもいいのです
「断」とは、今あなたのもとへ来ようとしている物を受け取らない(買わない)こと。人であれば、それを断ることです。
人には出会いがあります。嬉しいものも、そうでないものも。
誰かとの出会いを、あなたは快く受け入れることもできますし、それ以上お付き合いをしないことを選ぶことができます。
しかし人間関係で悩んでしまう人は、受け入れたくなくても「No!」と言えずに関係を続けて、それが自分の大事な時間を奪われることになってしまっています。
ある物を買おうかどうしようか迷っても、買いたくないときは買いませんよね。
新しく出会ったある人と、それ以降はお付き合いしなくても良いのです。
第一印象は案外当たっています
人間関係は少しお付き合いしてみないとわからない・・・と思っていますか?
でも、はじめて会った人があなたに合うかどうかは、実は第一印象の5秒ほどでわかると言われています。
あなたの目の前にパッと現れた初対面の人が、あなたと気が合うかどうかは、5秒間であなたは直感で感じ取っているそうです。これはほぼ100%に近い確率で当たっているとのこと。
ある人に会って、何となく違和感を感じたのに、つい言われるがままにしてしまった・・・というのが案外、人間関係の苦労のはじまりです。
断捨離のはじまりは断るかどうか
よく集団のお見合いのテレビ番組がありますよね。本命の異性がいるのに、本命じゃない異性の誘いを断れずに時間切れ・・・なんて良くあるパターンです。断れないと、タイミングを逃すのです。
ですから、「気が乗らなかったけどなんとなく連絡先を交換してしまった」とか「言われるがままに次の約束をしてしまった」というのは、不運を招いている可能性があります。
もらいたくないメールが何回も来たり、断っているのにお誘いがエスカレートしてきたり・・・誤解が生じて困った事態に発展することもあります。
あなたが、あまり大事ではない人に時間を使うことは、それ以上のすばらしい出会いのチャンスを逃すことにつながってしまうのです。
あなたが不要な物をつい買ってしまう・もらってしまうタイプなら、人間関係においても、自分にとってどうでもいい人に囲まれているかもしれません。どうでもいい人が増えるほど、大事な出会いが減っていきます。
今まで断れなかったあなたであるなら、これからは「この人は違う」と感じたなら、自分に従って「断」してくださいね。その分しあわせな出会いが舞い込んできますよ。